「レジから借りるだけ…すぐ返す!」 それ、実は超危険です!😱
少額でも、借りるだけのつもりでも、お店のお金を勝手に持ち出すのは犯罪。もし「懲戒解雇」になったら、人生が狂っちゃうよ。
未来を壊さないでね。ハタシル(働くを知る)が自分を守るよ🐾


このまんがを見た皆さんの中には、「100円くらい大丈夫じゃないの?」と思う人もいるかもしれません。でも、これが大間違いなんです。なぜ少額の横領でも人生を大きく狂わせてしまうのかを解説します。
「業務上横領」ってそもそも何?
まず言葉の定義から。業務上横領(ぎょうむじょうおうりょう)とは、仕事をする中で持ち運んだり管理したりしているお金や商品を、自分のものにしてしまうことです。
皆さんがコンビニやレストランで働いているなら、毎日たくさんのお金が手元を通ります。もし、そのお金の一部を黙ってポケットに入れたら。商品を黙って持ち出したら。それが業務上横領です。
大事なポイントは、「少額だから」「返すつもりだから」という言い訳は、一切通らないということです。
懲戒解雇の現実:「自分から辞めればいい」では済まない
まんがの後編では、「懲戒解雇」という言葉がでてきます。
懲戒解雇とは、会社から**「就業規則に明らかに反した行為をしたため、即座に雇用契約を打ち切ります」**と言い渡されることです。普通の退職や普通の解雇とは全く違います。
懲戒解雇は、単なる退職ではなく、会社から「お前は信用できない人間だ」と公式に判定された状態なのです。そしてこの判定は、その後の人生に重大な影響を与えます。
履歴書と面接という「逃げ場のない現実」
懲戒解雇された後、皆さんは必ず次の仕事を探します。その時、必ず経験する場面が二つあります。
1つ目:履歴書の「退職理由」欄
履歴書には、「どのような理由で前の職場を辞めたのか」を書く欄があります。ここで「一身上の都合」などとごまかして書いてしまうと重大な経歴詐称となり、就職先にバレるとそれを理由に再度懲戒解雇されてしまう可能性が高いです。
2つ目:面接での質問
「前の職場を辞めた理由は?」この一見シンプルな質問が、懲戒解雇経験者には最大の難関になります。
ここで正直に「横領してしまいました」と言えば、採用される可能性はほぼゼロです。
ここで嘘をつけば、どうなるでしょうか?
バレないでしょ?と思うかもしれませんが、面接官が前の職場に問い合わせることもありますし、離職票という公的な書類に「重責解雇(懲戒解雇)」と記載されてしまうため、会社から求められたら簡単にわかってしまいます。新しい職場でも懲戒解雇されてしまう可能性が高いです。
そして、懲戒解雇が二度目、三度目ともなれば、まともな企業からは相手にされなくなります。
「小額だから大丈夫」という考えの恐ろしさ
ここからが、このまんがが最も伝えたいメッセージです。
まんがの最後のシーン。バイトわんこは「借りて返すつもりだから大丈夫」と言っていました。でも、シャロ猫先生が返す言葉は「すごく危険だ」というものです。
なぜ、返すつもりでも懲戒解雇されるのか?
「借りるつもりで返すつもりだった」という自分のルールで行動している時点で、会社のルール(つまり、勝手にお金や商品を持ち出してはいけない)を無視していることに気付いていません。
会社側からすれば:
- 「従業員が自分で判断して会社のお金を持ち出している」
- 「返すかどうかは本人の都合で決まる」
- 「明日、返さずに辞めるかもしれない」
- 「こんな人に、うちのお金を任せられない」
こう判断されるのは自然なことです。
人生は、一度の過ちで簡単に狂ってしまう
ここで強調したいのは、懲戒解雇は単なる失職ではなく「人生において信用を失う」ことだということです。
バイトだからいいや。学生だからいいや。少額だからいいや。
こういう考え方で、一度「懲戒解雇」という傷を付けてしまうと。
その後の就職活動で、必ずこの傷の説明を求められます。
説明すれば採用されず、説明しなければ(つまり嘘をつけば)、後々それが経歴詐称として発覚したとき、さらに信用が失われます。
どちらにしろ、失われた信用は、簡単には戻りません。
魔が差さないために!今日からできる対策
柴犬くんのように「うっかり魔が差す」ことは、誰にでも起こりうることです。だからこそ、自分を守るためのルールを決めましょう。
1. 「公私混同」を物理的に防ぐ
- 財布はロッカーにしまい、レジ周りに持ち込まない。
- 業務上、小銭をポケットに入れる必要がある場合は他の誰かに見ていてもらう。
2. 小銭がない時は、正直に相談する
喉が渇いたけれど小銭がない。そんな時は、
- 「店長、すみません。喉が渇いたのですが細かいのがなくて…両替してもらえませんか?」
- 「電子マネーやスマホ決済を利用する」
と、正攻法で行きましょう。正直に相談されて怒る店長はいません。むしろ「あ、ちゃんと相談できる子だな」と信頼度が上がります。
3. 同僚や先輩を頼る
「100円貸してくれない?」と仲間に頼む方が、レジから借りるより1億倍マシです。人間関係で解決しましょう。
まとめ:あなたの価値は100円よりずっと高い
今回の4コマ漫画のバイトわんこくん、シャロ猫さんに見つかって本当によかったですね。もし誰にも見られずに「成功」していたら、次は500円、その次は1000円とエスカレートしていたかもしれません。
皆さんは、日々忙しい中でお店を支える大切な戦力です。 「ちょっと借りるだけ」という甘い誘惑は、あなたの大切なキャリアや信用を傷つける大きな落とし穴。
もし、ふと魔が差した時は、シャロ猫先生の「その考え、危険だニャ」という言葉を思い出してくださいね。 堂々と働いて、堂々と稼いだお金で飲むジュースが、一番美味しいはずですから!
参考:刑法第253条
業務上自己の占有する他人の物を横領した者は、十年以下の拘禁刑に処する。











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